アニメには乗っ取らず、歌詞・考察・解釈【Shout Baby】【緑黄色社会】
先日YouTubeを見ていたところ、
素晴らしい音楽に遭遇しました。それがこちら
緑黄色社会というバンドの「ShoutBaby」という楽曲。
アニメ「僕のヒーローアカデミア第4期」の主題歌です。(ヒロアカ大好きです)
初めて聞いたときはボーカルの長屋晴子さんのアカペラに圧倒されて何も考えることなく感動していたわけではありますが、
何回か聞いているうちに、気づいたんです
歌詞も魅力的だと
そこで今回は初の歌詞考察です！（アニメのストーリーに合わせた考察ではありません）（しらスタさん参考）
いつもと違う髪のにおい
踊らされてしまう悔しいな
緩んでしまう口元 マフラーにそっと沈めた
いつから私こんな風に
我慢強くなれていたんだろう
子供の頃から泣き虫だって馬鹿にされたのに
内緒にしていてね
なんて残酷な言葉
叫び声霞んでく
ありふれてるはずの未来には遠くて
誰に聞かずとも分かる
あいつの元には届きやしない
どこに辿り着けばいい？
分からなくてただ縋り付いて
毎日の不安をかき消すほど
胸を焦がす憧れなど消えない
変わりたい
出典:「Shout Baby」作詞:長屋晴子
まず、誰目線！？
結論から言いましょう！
僕はこの歌の歌詞を大学で男(プレイボーイ)に恋する純粋女子の目線で解釈しました。
こんな言い方だと風情がなくてすいません、、、
いつもと違う髪のにおい
踊らされてしまう悔しいな
緩んでしまう口元 マフラーにそっと沈めた
違う髪の匂いなのは誰なのか？
これは後付け的解釈ですが、女の子自身の髪の匂いだと考えます。
髪の匂いが変わるというと、シャンプーを買い替えたのかと思いますが、
男の家に泊まった朝帰りにふと自分の髪から好きな男のシャンプーの匂いがするという状況もありえますよね。
そうすることでそのあとの「踊らされて悔しい、口が緩む嬉しさ」が自然と理解できます。
いつから私こんな風に
我慢強くなれていたんだろう
子供の頃から泣き虫だって馬鹿にされたのに
好きな人がプレイボーイである。
そりゃたくさん我慢することもあるでしょう。
子供の頃は泣き虫である。
それでも我慢できるのはそれだけ男のことを好きだということです。
内緒にしていてね
なんて残酷な言葉
叫び声霞んでく
ありふれてるはずの未来には遠くて
ここがキーポイント！
この「内緒にしていてね」が残酷な言葉になることなんて日常でそんなないと思います。
他サイトを見てみてもそこの解釈が自分にとって少し不自然に感じて、、、
そこで、もし「内緒にしていてね」が好きな人からの言葉だったとしたら、、、
一緒に一夜を共にしたことは言いふらさないでくれということではないでしょうか。
それは残酷ですよね、、、
女の子も気付きますよ。
そんなの嫌だって叫びたいけどそしたらもう一緒にはも居れない、、、
街ゆくカップル（ありふれてるはずの未来）みたいにはなれない、、、
誰に聞かずとも分かる
あいつの元には届きやしない
どこに辿り着けばいい？
分からなくてただ縋り付いて
毎日の不安をかき消すほど
胸を焦がす憧れなど消えない
変わりたい
あいつ＝好きな人のことでしょう。
女の子はあの男には届くはずがないとわかっていながら
好きで諦めきれなくて苦しむ心情が描かれています。
そんな健気な女の子が絞り出した言葉
「変わりたい」
緑黄色社会はどんなバンド？
2011年に結成された、名古屋発、男女混合ポップロックバンドです。
略称は「リョクシャカ」。
- 長屋晴子 Vocal / Guitar
- 小林壱誓 Guitar / Chorus
- peppe Keyboards / Chorus
- 穴見真吾 Bass / Chorus
ロックバンドのスタイルでありながら
爽やかなメロディラインのポップスが魅力的なバンドです。
もしここは違うだろとかあったらぜひ教えてください。
いろんな解釈ができて楽しいです。
緑黄色社会さん楽しい時間をありがとうございます。
